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おくすり手帳のデザインについて

 

株式会社メディカルウイングスで配布するオリジナルのおくすり手帳のデザインのご依頼を受けました。本来、制作工程や提案などは公表しないのですが、今回の案件につきましては少しどのようなアイディアから最終的なデザインへ決定がされたのか書きます。

先ずは依頼を受けて、おくすり手帳のデザインについて調べました。ネット上で色々他の薬局様が制作しているオリジナルデザインのおくすり手帳をたくさん見ました。たくさん見れば見るほど、やわらかで安心できる、見るとホッとする動物やキャラクターのデザインが多いことが気になりました。

ここで動物やキャラクター(キャラクター制作は難しい部分がありますが)で競合と競うように勝負に出ることもできますが全く違ったモチーフで提案するのもひとつの方法だと思いまして、ウェブサイトの各薬局のトップ画像にもあるように「柄・ガラ」や「模様」で勝負してみてはどうかと思いました。「柄」や「模様」で薬局のイメージを制作するということからデザインのアイディアを発想していきます。

皆様もそうだと思いますが、私にも薬局や医学に関して漠然と数学的とか理数分野的なイメージがあり、模様で数式や図式を表している幾何学模様が何か使えないかと考えるようになりました。そこで「DESIGN001」(下記画像)の「幾何学模様A」と「幾何学模様B」の提案が生まれました。

 

また、三重の薬局ということでウェブ制作などの取材で土地にお邪魔した際に、とても気持ちのいい空気を感じ、また文化的な何か感覚的なものを土地柄から感じることもありましたの
日本の古い模様などを使用してみたら、おくすり手帳のデザインが土地柄と合っているのではないかと思い日本の模様について調べたところ、「DESIGN002」(下記画像)の「青海波」と「籠目」が意味合い的にも的を得ている感じがしたので提案致しました。

手帳デザインカンプ

 

 

 

 

以上4柄を提案して水谷先生のお返事をお待ちしていたところ「うちの母屋は昔、籠を作っていたみたいなので青の籠目がいいのではと思います。」というお返事をいただきデザインの柄は「青の籠目」という方向で進めることになりました。

これで大方のイメージは決まってきたようなものですのであとはフォント(文字)について決定していき、レイアウトやサイズなど微調整を繰り返してデザインが決定していきます。

 

決定したデザイン

 

okusuri

 

私としても柄は落ち着くべきところへ落ち着いた感じがしていましまた意味合い的にも「おくすり手帳の柄を籠目にすることで大切な情報をしまっておく籠のようなもの」という意味となっております。

これから株式会社メディカルウイングスの運営する各薬局にて配布されますので心のこもったデザインを使用していただき皆様の健康管理に役立っていただければ幸いです。

 

 

デザイナー:重森健次郎

 

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Categories : デザイン