↑はとよはら薬局・たむら薬局の調剤室においてあるのですが、何に使うか分かりますか?
これは処方せんに書かれている内容と、調剤して実際に出すお薬の種類が合っているかどうかを確認してくれる「監査レンジ」という機械なんです。
今日はこの監査レンジについてお伝えしたいと思います。
薬局では、
- 患者さんから処方せんを受け取る
↓
- 処方せんをもとに薬剤師が調剤
↓
- 薬剤師が調剤したお薬を確認
という手順でお薬をお出ししています。
監査レンジを使用することで、“人”だけでなく“機械”の補助によって、より正確で精密なチェックを行えるようになります。
この監査レンジどういった仕組みなのかというと・・・
実はこの箱の中には一眼レフのカメラが内蔵されており、お薬の写真を撮影し、撮影画像を基にお薬の画像やバーコードと照合し、そのお薬が処方内容と一致しているかを判断します。
使い方も簡単で、お薬を監査レンジに入れ、監査したい処方データをタッチ画面で選択することで、短時間で監査することができます。
お薬が合っていると↓のようにOKと出ますが、
間違っていると↓のように×と出るので、お薬の種類が合っているか間違っているかすぐに分かりますし、間違っていた場合でもどのお薬が間違っているか瞬時に判断できます。
全てのチェックが終わるとレンジのように「チーン♪」という音で教えてくれます。
監査レンジがあることで調剤に関するミスを少なくし、より安全で確実にお薬をお渡しすることができます。
これからも、患者さんが安心してお薬をもらえる薬局を目指していきたいと思います!