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医療と芸術

今回のブログは千円札をネタにブログを書こうと思います。

それは、これまでの千円札とこれからの1000円札には医療関係者の肖像画が採用されているからです。現在の千円札「野口英世」は医療関係者として著名なためにお札の顔に選ばれたという理由があるそうで、来年から新札の1000円札には「北里柴三郎」というこれもまた医療関係者がお札の顔に選ばれています。

お札の肖像に選ばれる基準は財務省のHPから引用すると紙幣の肖像については、
近年の改刷では、

(1)偽造防止の観点から、なるべく精密な写真を入手できること
(2)肖像彫刻の観点からみて、品格のある紙幣にふさわしい肖像であること
(3)肖像の人物が国民各層に広く知られており、その業績が広く認められていること

といった観点を踏まえて、明治以降の人物から採用しています。
という基準があるそうです。

そうした基準をクリアして改刷があるようですが、2回連続で銀行券に医療関係者の肖像画が使用されることは医療関係社の方々にはそれぞれに想いがあるでしょう。

またこれは、財務省のHPに掲載されていることなのですが

表面「野口英世」の採用理由としては
今まで日本銀行券の肖像として選択したことのなかった科学者を採用することとし、また、学校の教科書にも登場するなど、知名度の高い文化人の中から採用したものです。野口英世の肖像画は福島県猪苗代町の野口英世記念館所蔵の写真を素材としています。

と書いてあり、

裏面の「富士山と桜」に関しては
1万円券、5千円券のテーマ(鳥・花)とのバランスを考え、風景を選択することとし、国民にも馴染みがあると思われる富士山と桜を採用したものです。富士山については、本栖湖近くの山の上から、岡田紅陽氏(1895年~1972年)が撮影した写真をベースにしています。

と記載されていました。

「北里柴三郎」のお札に関しての採用基準は明確な記載が見つかりませんでしたが、新札の1000円札「北里柴三郎」のお札については下記リンクが詳しいです。

https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/design01/

また新1000円札の表面と裏面を考えると、共通点は「北里柴三郎」と「葛飾北斎」の名前から「北」という方角に接点があり、医療と芸術にも何かしら接点があるのではないかと想像してしまいました。これまでの千円札とこれからの1000円札に想いを張り巡らせてしまいましたがいかがですか?

今回はこの辺で。日本の景気良くなり、医療がさらに発展すると良いですね。

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