食の大切さ - 株式会社メディカルウイングス

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食の大切さ

 食は人を良くすると書きますが、今や戦後の食生活を知ら

ない母親達が子育てをする時代になり、食源病はどんどん

増えていくばかりです。

  食べ物の欧米化によって動脈硬化による高血圧、心筋梗

塞、脳梗塞が増え、ガンも欧米化し増加の一途をたどって

います。今や国民皆保険によって日本の場合、医療給付が

受けられる事になっていますが、TPPの参入等により今後

の日本はどうなっていくのか?懸念の声が聞こえます。

どんな時代が来ても、健康でいられるよう、日々食生活を

見直して行きたいと思っています。

 

 今日も患者さんが「私はお薬で生かされているのよ」と

つぶやいていました。医療が発達し、お薬で沢山の方の命

が助かっているのはすばらしい事だと思います。しかしなが

ら薬を飲まないと、便が出なかったり、薬を飲まないと本来

果たすべき機能を果たさない方が増えてきているのが気が

かりです。今日は世界一受けたい授業という番組で、丁度

腸の話をしていたので腸について調べた所、興味深い内容

が載っていました。

 

腸は「超能力」を持っている

腸は脳から独立して働いている

腸は第二の脳である

ここで大切な事は、今まで述べてきた腸の賢い働きは、脳や脊髄

から独立して営んでいるということです。その証拠に交通事故で

脊髄を損傷しても、脳が働かなくなって植物人間のように脳死の

状態になっても、腸は正常に働き続けるそうです。ところが最近の

研究で、「腸にも脳がある」事がわかってきました。

アメリカの神経生理学者のマイケル・D・ガーション医学博士が、

「セカンド・ブレイン=第2の脳」と言う本の中で、この事実を発表

し大変な話題となりました。博士の専門は脳の研究でしたが、ある

とき、脳に存在しているはずの神経伝達物質「セロトニン」が腸に

も存在する事を発見しました。より研究を進めて行くと、何と体内

のセロトニンの95%が腸で作られている事をつきとめました。博士

のこの本で「現在我々は腸に脳があることを知っている。

とても信じられないことかもしれないが、あの醜い腸は心臓よりず

っと賢く、豊かな感情を持っているのである。脳や脊髄からの指令

がなくとも反射を起こさせる内在性神経系を持っている臓器は腸

だけである。進化はうまい工夫をした。我々の先祖はアメーバの

原生的生物から進化して脊椎を獲得した時、頭蓋と腸の両方にそ

れぞれ別の感情を持つ脳を発達させたのである。」と述べていま

す。脳とは腸から進化して最後に出来たものなのです。

 

今や、小学生の4割超が排便1日一回未満になっている

みたいです。腸って実はすごい所でセロトニンも関与してい

たなんて・・・。記憶力や感情のコントロールにも関わってく

るので、腸内環境は綺麗にしていかなきゃダメですね。

世界一受けたい授業では腸内環境を良くするには善玉菌

を増やす(ヨーグルト・漬物・マッコリ)を採ると良いって言っ

てました。ヨーグルトは腸内での滞在時間が短いので、

漬物やマッコリが良いみたいですね。善玉菌の餌となる物

は玉葱、お酢、蜂蜜で、悪玉菌をやっつけるには納豆が

お薦めみたいです。最強レシピとして、ご飯に納豆+ポン酢

+玉葱+チーズが紹介されていました。明日から早速試し

てみようと思います。雨や食べ物から体内に入る放射能を

排出するにも発酵食品である、味噌や納豆が良いみたい

ですね。

 

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